すずなのブログ

不妊治療を経て妊娠中

KLC5周期目

KLCでPGT-A(着床前診断)の臨床研究に参加でき、胚盤胞1つあたりの検査料が5万円だったことから、2021年1月にKLCでの参加を決意しました。夫婦の染色体に相互転座が見つかりました。夫と相談して夫婦のどちらに異常があるかは聞かないことにしました。相互転座はありましたが、発覚後1回目の採卵(2個検査)で染色体数が正常な胚盤胞ができ、移植して2021年9月に妊娠しました。

周期 金額 診療内容
申込3ヶ月後 ¥85,800 遺伝カウンセリング、血液検査
採血1ヶ月後 ¥1,100 染色体1と7に相互転座があることを聞く
クロミッド
D3 ¥13,289 ホルモン値、血液検査(再診) 1
D4 1
D5 1
D6 1
D7 1
D8 ホルモン値、卵胞確認、注射(ゴナールエフ150) 1
D9 1
D10 ホルモン値、卵胞確認、スプレキュア
D12 ¥239,402 採卵2個
D21 ¥331,100 顕微、培養、凍結、PGT-A検査代(2個)
レトロゾール
D3 ¥2,200 ホルモン値 1
D4 1
D5 1
D6 1
D7 1
D12 ホルモン値、卵胞確認、スプレキュア
D19 ¥85,019 凍結杯移植、グレードA
D26 ¥7,000 HCG 119
5W ¥6,000 HCG 9990
6W ¥3,000 吐き気
9W ¥7,300 胎嚢確認、卒業
¥781,210

(所感)

相互転座がある夫婦の場合、着床前診断は2種類あるようです。受精後、2日目くらいの卵で転座のある染色体の番号のみ確認する検査と、胚盤胞まで育ってから全ての染色体の番号を検査するものです。移植後確実に育つように、胚盤胞になってから検査する方法にしました。

染色体が正常な卵はすぐできるとは限らないと聞いていたし、今まで散々採卵移植しても妊娠できなかったため、こんなにすぐ妊娠できるとは思いませんでした。

胚盤胞を何個か移植しても妊娠できなかった時点で、夫婦の染色体を検査すべきでした。これだけ妊娠しないのには理由があったんだと感じます。2つの病院で不妊治療しましたが、どちらの病院からも染色体検査をおすすめはされませんでした。KLCでは2020年1月ごろから臨床研究に参加していて、もっと早く参加すればよかったと思いました。

2022年から不妊治療の保険適用が始まりましたが、PGT-Aは保険適用外で現時点で先進医療でもないため混合治療はできず、着床前診断したい場合は不妊治療全体の保険が適用できないようです。